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相談事例

田舎の土地を相続。国庫帰属制度を検討したが…

田舎の土地を相続。国庫帰属制度を検討したが…

1. 相談の背景

国庫帰属制度を活用し田舎の土地を手放したい

父名義の不動産を相続したはいいが、毎年固定資産税がかかり、定期的に手入れの対応をしていかなければならない等のお悩みを抱え、今後どのようにしたらいいか色々調べていくうちに国庫帰属制度をお知りになりご相談に来られました。

2. 相談に対する弊所の対応

ご意向の確認と選択肢の提示

お客様と面談を実施し、持参していただいた資料を確認しながらお話を伺うなかで国庫帰属制度活用に必要な要件を満たしていないことがわかりました。

 

要件を満たすために必要な手続き及びそのための費用・時間がどれくらいかかってしまうのか等を、弊所グループ内にいる土地家屋調査士と連携しながら、検討を進めご説明をさせていただきました。

 

お客様のご意向としては、どのような方法でも構わないので不動産を手放したいというお気持ちでしたので国庫帰属以外の下記選択肢もご提案いたしました。

 

①売却
不動産会社に仲介を依頼し、個人や不動産会社に売却する方法。
昨今では、空き家問題が多くある中で、流動性が低い不動産を積極的に購入している不動産会社にあたってみる。

 

➁自治体に寄付
自治体へ寄付する場合は、対象不動産の自治体に電話で確認してみる。
寄付に応じてくれる可能性は低い。

 

各選択肢を検討・進めるなかで、不動産会社から売却できる旨の返答をいただきましたので、売却する方向で決まりました。

3. 結果

相続登記・売買登記のお手続き

売却をするためにまずは、相続登記に向けての書類収集からお手伝いさせていただき、滞りなく相続登記が完了致しました。

その後、不動産会社へ売却する手続きも進めさせていただき無事不動産を手放すことができました。

 

田舎の土地を相続し、同じようなお気持ちの方は多くいらっしゃるかと思います。
ご相談を承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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