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相談事例

妹への感謝の気持ちを公正証書遺言で実現

妹への感謝の気持ちを公正証書遺言で実現

1. 相談の背景

面倒を見てくれる妹に報いたい

都内の老人ホームに入居しているAさん。

非常にお元気な90代の方ですが、奥様に先立たれお子様おらず、少し年の離れた妹のBさんが頻繁に訪問してくれています。

Bさん以外の兄弟姉妹とは死別しており、その子供たち(Aさんの甥・姪)とは何年も連絡が取れていない状況でした。

そんな中、Aさんは普段から何かとお世話をしてくれる妹のBさんに自分の財産を引き継がせたいと考えました。

2. 相談に対する弊所の対応

公正証書での遺言の作成で、より安全な相続手続きを・・・

Aさんが死亡した際、その法定相続人となるのは妹のBさん・亡くなった兄弟姉妹の子供たち(甥・姪)となります。

Aさんは全財産をBさんに受け取って欲しい意向があったので、「公正証書遺言」の作成をご提案しました。

公証人が関与しかつ第三者が証人となる「公正証書遺言」の方式で、Bさんに全財産を相続させる旨の遺言を作ることにより、将来安全に相続手続きを行う事ができます。

遺言執行者(相続の手続きをする人)にもBさんを選任する内容とすることで、よりAさんの意向に沿った遺言案を当事務所で起案しました。

3. 結果

気持ちのこもった遺言が完成!

起案した遺言案を基に、公証人に老人ホームまで出張してもらい公正証書遺言を作成しました。

自分を気にかけてくれるBさんに対しての感謝の気持ちがこもった遺言を作成できたことに、Aさんはとても満足されてらっしゃいました。

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