1. 相談の背景

子どもたちの為に・・・

３年前奥様と死別されたJさん（７０代・男性）。

奥様の相続手続きも無事終わり、落ち着いたところでご自身の将来を考えるようになりました。

今はまだまだ元気ですが、時勢柄もあり、万が一の際に子どもたち（長男・二男）が

相続手続きに困らないようしっかり準備をしたいと考え、

遺言の作成についてご相談にいらっしゃいました。

2. 相談に対する弊所の対応

提携税理士とも相談しながら遺言内容を起案

Jさんは持ち家（マンション）に長男と同居しており、いくつかの銀行に預金口座がありました。

また、二男に対してまとまった額を生前贈与したことがあり、

Jさんのご意向は贈与分も加味した上で長男・二男に均等に財産を遺したいとの事でした。

提携している税理士の先生からもアドバイスを頂き、

相続税の観点も考慮に入れた上で各財産の分配方法を定め、

Jさんのご意向通り当法人で遺言を起案させていただきました。

3. 結果

心のこもった遺言ができあがりました

最寄りの公証役場にて公証人及び当法人の立会のもと、

無事に公正証書遺言を作成することができました。

なお、Jさんは、遺言本文に付け足すことのできる「付言事項」欄に、

長男・二男への愛情と感謝のこもったメッセージを残され、

「元気なうちに手続きができてよかった」ととても満足されてらっしゃいました。