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相談事例

祖父の名義が残った公衆用道路を売却したいのですが、10名の相続人に対してなんと説明すれば良いのでしょうか。

祖父の名義が残った公衆用道路を売却したいのですが、10名の相続人に対してなんと説明すれば良いのでしょうか。

1. 相談の背景

ご自宅周りの広大な土地を代々所有されてきたA様から、「自宅と離れた場所で、現在公衆用道路と登記されている土地に亡くなった祖父名義の持分が残っている。通行承諾依頼の対応等が大変なため、売却したい。相続人は約10名だと思うが、他の相続人に何と説明すればよいかわからない」とのご相談がありました。

2. 相談に対する弊所の対応

まず戸籍を取得し、お祖父様の法定相続人を特定しました。また、法務局の資料を使い、対象道路の共有状態やお祖父様の名義が残ってしまった経緯を調査しました。その結果、分筆後の土地売却を繰り返した際に、接している私道部分の売却が為されなかった場合があった可能性がある旨をA様へ報告しました。また、売却される際には、登記名義を先に相続人に移す相続登記が必要な旨もご説明いたしましたところ、遺産分割協議書の作成のご依頼もいただきました。

3. 結果

他の相続人様へA様ご自身で事情をご説明され、無事に遺産分割協議書に全員の署名捺印を頂くことができましたので、弊所で相続登記を法務局に申請し、相続人名義に登記を移すことができました。その後、第三者に持分を売却することができました。A様からは「売却するまでには大変な時間と労力がかかりそうで何年も放置していたが、ようやく肩の荷が下りて安心しました。頼んでよかったです。」とのお言葉をいただきました。

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