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相談事例

亡くなった父が10以上の不動産を所有していました。平等に引き継がせるにはどうしたら良いでしょうか?

亡くなった父が10以上の不動産を所有していました。平等に引き継がせるにはどうしたら良いでしょうか?

1. 相談の背景

10以上の土地建物を所有されていたお父様が急逝されたとの連絡を頂き、ご家族皆様と面談をさせて頂きました。配偶者である奥様は、複数名いらっしゃるお子様にきちんと平等に不動産を引継ぎがせたいとの強いご要望がおありでした。

2. 相談に対する弊所の対応

悲嘆に暮れられている奥様やお仕事でお忙しいお子様達は、相続に必要な書類の取得は難しいとのことでしたので、手続きに必要な書類はすべて弊所が取得いたしました。不動産については、賃貸物件も含んでおり、今後の賃料なども鑑みて承継していく相続人を検討されていました。ご相続人より、不動産価値についてより詳しく検討して遺産分割協議をしていきたいとのご希望がございましたので、税理士事務所とも連携し、協議のサポートをさせて頂きました。

3. 結果

書類収集の部分について2週間ほどで終了したため、協議の開始もご依頼から時間を空けずに進めることができました。
不動産の承継については、ご相続人それぞれの想いもあったと思いますが、不動産価値などを冷静に踏まえ、収益物件の管理承継の含めて現実的な落としどころが見つかったときは皆様がホッとされていらっしゃいました。全ての登記が完了し、名義変更が済んだ登記事項証明書を奥様に見て頂いたときに、「今までのことを思うと感慨深いです」と仰って頂いたことが強く印象に残っています。

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