長かった残暑もようやく落ち着いてきましたね。
2023年もあっという間に10月!
月日が過ぎる早さに恐怖すら感じます…
10月→味覚の秋→フルーツ→ぶどう→山梨!
ということで、週末に山梨に行ってきました。
母の実家が山梨なので何度も行ったことはあるのですが、
いつも直行直帰なのでいわゆる「山梨の観光地」にはあまり足を運んだことがありません。
今回は石和(いさわ)に一泊して翌日少し観光してきました。
まず向かったのは「桔梗信玄餅工場テーマパーク」
山梨土産の定番「桔梗信玄餅」を製造・販売している桔梗屋の工場見学をしました。
信玄餅といえば「桔梗屋」のものを見かけることが多いと思いますが、
実は「信玄餅」という商標登録は金精軒(きんせいけん)製菓株式会社が持っており、
桔梗屋で売っている信玄餅は「桔梗信玄餅」なんです。
「桔梗信玄餅」は風呂敷風のビニールに包まれた特徴的な包装ですよね。
お餅をこねてパックに入れたり黒蜜をタレビンに入れる工程は機械で行いますが、
最後の包装はなんとひとつひとつ手作業!
今の時代すべて機械でしょ…と思っていたので驚きました。
丁寧かつ素早く結ぶ様はまさに職人技でしたよ。
続いて「新倉浅間(あらくらせんげん)神社」
富士山+桜+五重塔が一度に見渡せる新倉浅間神社は、
日本人のみならず外国人観光客にも人気で春は特に大混雑するそうです。
テレビで特集されていることもあるので、見たことがある人もいるかもしれませんね。
“JAPAN”を煮詰めたような景色ですね(言い方)
これは外国人観光客に人気なのも頷けます。
今の季節は桜は咲いてないけど、きっと富士山はきれいに見…
はい、裾野がう~っすら見えますね。
右に見える朱塗りの五重塔は、新倉浅間神社のある富士吉田市出身の戦没者を
慰霊するために作られた忠霊塔だそうです。
この場所はテレビやネットで見たことはありましたが、忠霊塔だとは知りませんでした。
実際行ってみて知ることができて良かったです。
(ちなみにここまで石段を約400段登りますので、ヒールのある靴だと大変かもしれません)
最後にぶどうの話を…
母の実家でもぶどうを作っていますし親戚もぶどう園をやっているため、
昔からぶどうは買うものではなく
“おばあちゃんの家に行ったら貰えるもの(=もぎ放題・食べ放題)”
という贅沢な環境で育ちました。
そのため、大人になってお店に並んでいるぶどうの値段を見たときは驚きました…
ぶどうに限らずですが、野菜や果物を育てるのは本当に手間がかかります。
手間暇かけて育てても、降水量や日照時間が足りなくて甘くならなかったり、
ぶどうがかかる病気なってしまうなど、ものすごい労力をかけても報われないこともあります。
(消毒はしますが全ての病気に効くわけではないし、毎年流行する病気も異なるそうです)
農家の方々がこれだけ大変な思いをしていると知ると、買うことで応援したくなりますね。
かく言う私は、ちゃっかりお土産にシャインマスカットを2房も貰って帰路につきました。
(いや、買えよ!というツッコミが聞こえる…)
行楽の秋、皆様もおでかけして秋を満喫してみてはいかがでしょうか。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!