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2024/10/11

錦糸町支店

育児ジェネレーションギャップ

はじめまして、錦糸町支店の吉田です。

私事ですが今年の5月に待望の第一子が誕生し、ただいま絶賛浮かれ中の新米パパです。

そして浮かれているのは親だけでなく……

むしろ初孫を迎え私以上にハイテンションかつパワフルになっている両家の祖父母たち。

 

おじいちゃん、おばあちゃんとなって逆に10歳は若返ったように見えてしまいます。

そして頼もしい事にそれぞれ子供二人を成人まで育てあげた育児の大先輩たちであります。

当然その知識と経験にはありがたくお世話になっているのですが、お話を聞いていて「あれ? 助産師さんから聞いた話と違うぞ!?」などと思うことも。

 

そう、祖父母が育児をした時代からはや30年の月日が経ち、人類はその間にも日進月歩の勢いで文明を発展させてきたのです。

今日はそんな時代の流れから生ずる二世代間の『育児ジェネレーションギャップ』について少しお話させていただきましょう。 

 

便利な液体ミルクの登場

私が親になり一番驚いたのは間違いなくコレです。

 

実は私には年の離れた妹がおり、子供のころにミルクを作るお手伝いをした事もあるのですが……

 

あの時代にこんな便利なものはありませんでした。

普通の粉ミルクはまず計量スプーンで規定量を測り哺乳瓶に入れ、そこに一度沸騰させてから少し冷ましたお湯を入れて軽く振って溶かし、更に飲める温度まで冷まし……と調理(?)にそれなりの手間と時間がかかる代物です。

 

お腹をすかせて泣く我が子をあやしながらこれをするのはなかなかの辛い時間。

 

しかし液体ミルクならば缶ごと常温で保存しておき、授乳の際は 

①ふたを開ける 

②哺乳瓶に移す 

で完成! 

 

なんとお手軽なのでしょう。

 

しかも! 

缶に哺乳瓶の飲み口を取り付けられるアタッチメントもセットで販売されており、そうなればもはや哺乳瓶に移す手間すらありません。

 

もはや缶コーヒー感覚の気軽さで今のベビー達はミルクを飲むことができるのです。

ただし便利すぎる人気商品が故に品薄なのがお悩み。

私も常に家の在庫をチェックし、仕事帰りなどに売っているのを見かければまとめ買いをしています。

 

新生児に白湯は与えない

新しく登場したものとは逆に今はなくなったもの。

その昔は赤ちゃんへ水分補給として白湯を与えていました。

 

両家の祖母たちも「暑いんじゃない? 白湯飲ませる?」「お風呂の後は喉が渇くからお白湯を飲ませましょう」などととにかく白湯を飲ませてくれようとします。

が、今や『離乳食が始まるまでは赤ちゃんに白湯を飲ませなくて良い』という時代。

そもそも母乳やミルクがほとんど水分なのでわざわざ別に水分を与える必要はないとのこと。

 

なるほど。

 

そしてお腹が小さい赤ちゃんに白湯を与えるとそれでお腹いっぱいになってしまって母乳やミルクを飲まなくなってしまうとか……

 

 沐浴は浴室で

その昔(あんまり昔昔言っていると祖母に怒られそうですね)赤ちゃんをお風呂に入れてあげる時は暖房を効かせたリビングなどにベビーバスを持ち込んで、お湯が冷める前に手早く身体を拭ってあげる。というのが一般的でした。

 

しかし今はお風呂で普通に沐浴をさせてOK。

 

しかも、ベビーバスを使わないでシャワーだけで済ませるという方法も(ベビーバスを使わない場合はこのようなスポンジ製の沐浴用ベッドなどに寝かせて洗ってあげます)

これにはどうやら住宅事情の進歩が関係しているようです。

昔の家の浴室は寒かったため、体温の下がりやすい赤ちゃんには少々厳しい環境でした。しかし今の浴室は暖かく、暖房がついている場合もあるためシャワーだけでも赤ちゃんの身体が冷えてしまう心配がないとのこと。

 

ベビーバスを使わない沐浴は小さな赤ちゃんをうっかりお湯に落としてしまう心配もなく、両手でしっかり洗えるため一人でも沐浴させやすかったです。

 

この他にも日々細かな育児ジェネレーションギャップを感じながら楽しく子育てに励んでいます。

そしてもちろん、自分たちがおじいちゃんおばあちゃんの世代になった時は逆に子供たちの世代から「へー。昔の育児ってそんなふうにしてたんだ」なんて言われる日が来るのでしょう。

 

それもまた楽しみですね。

(↓未来の子育ての想像図)

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