季節の移ろいを感じる2023年5月29日。
私の長く、熱い、戦いの火蓋が切られた。
皆さん、こんにちは。名古屋支店の森です。
今回は司法書士の『特別研修』について触れていきたいと思います。
特別研修は「認定司法書士」になるための研修で、期間は約1か月間あります。
特別研修を受けないと、認定考査試験が受けられません。
受講は任意ではありますが、全司法書士のうち約8割が「認定司法書士」となっています。
認定考査試験とは司法書士関連の大きい試験でいえば、
筆記試験、口述試験に続く、最後の試験です。
特別研修後、認定考査試験に合格すると、
140万円以下の民事訴訟案件に対応できる認定司法書士として活躍の場を広げられます。
そのため、個人的には特別研修は受けたほうが良いと思いますし、
実際私もあまり深く考えず、受講してきました。
そして受講して二週間が経ち、ふと思いました。
『俺のバカーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!』
○○の呼吸が使えないのに、上弦●鬼に挑むか、
はたまたA●フィールド無しで使徒に挑むくらい甘すぎた!!!
特別研修は内容もさることながら、日程がえげつないのです。
毎週土日月に、朝から15時(長い時は17時)まで講義を受けます。
これだけ聞くと週3ならそんなに大変じゃないでしょ!と思われるかもしれません。
しかしよく考えてみてください。
平日は仕事があるんです!!
つまり火~金は仕事をして、土日月は研修を受ける。
あれ・・・・・・いつ休むの?
そんなものありません!!!!
連続日数にするとまさかの 40日!!!
し・か・も・・・予習があります!
予習をしないと講義についていけませんし、
何より講師にあてられるため、手を抜くことはできません。
内容も難しいため、毎週予習に4時間はかかりました。
研修が始まって最初のうちは、私含め一緒に受けている同期も元気があり、
活気に満ちています。
しかし2週間経つとだんだん眼の光がなくなってきます。
3週間もすると徹夜明けの変なテンションになります。
実際、大の大人が休憩中に、本気で椅子取りゲームや
あっち向いてホイをして遊んでしまうようになりました。
ここまで聞くと、特別研修が悪いもののように感じるかもしれませんが、
実際はとても有意義な時間でした。
体力的には辛いものがありますが、
研修自体はすごく楽しく、大変勉強になりました。
特に模擬裁判では、同期みんなで力を合わせ、尋問内容や準備書面を作成し、
みんなが熱くなっているのを感じ、胸が踊りました。
また全ての研修が終わった際には、心地よい達成感を感じることができました。
研修は終わりましたが、ここからが本番です。
今年の認定考査は9月10日(日)に決まりました。
これからは、さらに心を燃やし、勉強に打ち込んでいきたいと思います!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【次回予告】(エ●ァンゲ●オン風)
森は研修に勝つ
だがそれは全ての始まりに過ぎなかった
見知らぬ、問題
勉強から逃げる森
はたして合格することはできるのか
次回、『最後のシ験』
この次も、サービス、サービスゥ!