6月18日は「父の日」でしたね。
皆さんの中にもご自身のお父さんやお義父さんに
贈り物や感謝の気持ちを伝えたり、反対にお子様からプレゼントを
もらった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
贈り物の定番はお花、、、でしょうか?
私の父は「花なんてもらってどうするんだ」なんて言ってしまう人なので、もっぱらお酒です。
(本音では何をもらっても嬉しいと思っている…と娘は気付いていますけどね)
母の日には“赤いカーネーション”が定番ですが、
父の日には“黄色いバラ”だそうです。
父の日ができるきっかけとなったドッド夫人が、
亡き父の墓前に白いバラを供えたエピソードが由来していると言われています。
その後、父の日が日本に伝わり、現在では父の日に黄色いバラを贈るようになりました。
黄色いバラに変化した理由には、1981年に設立された
日本ファーザーズ・デイ委員会が開催している
「父の日 黄色いリボンキャンペーン」と父の日にバラを贈る風習が同化して、
黄色いバラが父の日に贈る花の定番となりました。
同じく黄色い花で「憧れ」「敬慕」「崇拝」という花言葉のあるヒマワリや、
「親想い」「子としての愛」という花言葉のスカシユリも父の日に贈る花にぴったりです。
日本では6月という季節柄、アジサイもおすすめされていますね。
そんな父の日ですが、悲しいことに母の日に比べて
いまいち盛り上がらないと言いますか、認知度が高くないような気がします…
父の日も母の日も発祥は20世紀初頭のアメリカ。
日本には1950年頃には伝わっていたとされますが、
実際に祝われるようになったのは1980年代頃からで、
先述の日本ファーザーズ・デイ委員会が設立されてからのようです。
デパートなどの商業施設が父の日をイベント化したことでさらに広まりました。
父の日や母の日、バレンタインデーやホワイトデー、
本来は宗教行事であるクリスマスまで(良くも悪くも)
日本には販売戦略で広まったイベントがたくさんありますね。
まんまと販売戦略に乗ってしまったことに悔しい気持ちがなくもないですが…
このようなイベントは普段思っていても伝えられない気持ちを
伝えるきっかけになるのも事実です。
今年は父の日も母の日も過ぎてしまった、、、
お祝いできなかった、、、
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
何でもないときに感謝の気持ちを伝えてみるのも
サプライズになっていいかもしれませんね。