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司法書士と印鑑

こんにちは森井です。

今日は司法書士とは切っても切り離せない印鑑についてのお話をしたいと思います。

昨今では脱ハンコ化、ペーパーレス化が推奨されていますが、

司法書士業界にいると世間の流れとは逆に法律で印鑑の押印を求められている書類が多いことから、

おのずと印鑑を押す機会は増えてきます。

私自身も数えてはないですが数万回以上は印鑑を押しているので、

印鑑を押すことに関してはプロ級と言っても過言ではないでしょう。

その事を把握しているのか不動産決済の現場でよくに次のような状況になったりします。

不動産業者A「書類の捺印は印鑑の扱いになれている司法書士の先生にお願いしましょうか」

売主B「じゃあ先生にお願いします」

不動産業者A「先生に任せたらすごい綺麗の押してくれますよ(笑)」

いらぬプレッシャーをかけられ、

その場にいる当事者全員の視線が司法書士Cの手元に集中する。

司法書士C「任せて下さい!!」

司法書士C(心の声)『やっべー超見られてる💦・・・ 無駄に緊張してきた・・・

           頼むから擦れたり欠けたりたりしないでくれ(笑)

こちら司法書士あるあるの一つです。

次に印鑑を綺麗に押すための気をつける3つのコツを紹介します。(あくまで個人的主観です)

【印鑑を綺麗に押すコツ】

※前提 押す前に印鑑をティッシュ等で軽くふいてゴミやほこりを取り除きましょう。

①必ず印鑑マットを使う

 無い場合は手帳等でも代用可能 固い机の上は絶対NG

②押し方

 印影が欠けないように印鑑のフチ部分に軽く力を加えて一周させます。

 ※「の」の字を書くようなイメージと言われたりします。

③朱肉(重要

 個人的にこれが一番重要です。濃すぎず乾きすぎずのベストな状態を維持しましよう。

 ※ほとんどの司法書士はベストな状態のマイ朱肉を持ち歩いてます。

ちなみに司法書士が注意しているのはあくまで実印の印影と印鑑証明書の一致なので、

印影が斜めになっていようが、最悪上下が逆だったとしても

登記手続き上は問題ないとの判断になります。

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