こんにちは、新宿の小谷です。
現在時短勤務で2歳8ヶ月男児の子育て中です。
イヤイヤ期も終盤です。
「お出かけするからお着替えするよー」
「やだよー^_^」
「どのお洋服がいいかな?」
「いやいやよー^_^」
(強制着替え)
「いやーーー!!!!!」
(10分後)
「じ、じぶん、で、や゛り゛たかっ…だ…」
自分の好きなように、自分の好きなタイミングでやりたいんですよね。
よくよく考えると、「こうして欲しい」の9割は大人の都合ですよね。
早く着替えなくても、食べなくても、片付けなくても、子どもは全然問題ないわけで…
なので本当は「イヤイヤ期」というわけではなく、「自分の思うようにやりたい期」なのだそうです。
なるほどなるほど。
子育て本を読んでいると、ビジネススキル研修で聞いた内容とよく似ているなぁ、と思うことがあります。
例えば、ビジネストーキングの研修ではこんなのがありました。
相手に理解・納得・行動してもらうためには
・話す順番を整理し内容を簡潔にする
・客観的な数字を用いる
・相手の状態を把握する
・してほしい具体的な行動まで示す…etc
子どもに話すときも一緒ですね。
「病院では小さい声で話そうね。ゆっくり歩こうね。」とわかりやすく、具体的に。
「アリさんの声」とかさらにイメージしやすいようにするのもいいようです。
そもそもおなかが空いて機嫌が悪いようならおやつをあげたり。
「少しだけね」よりも「あと3つね」など、意外と数字も大切です。
ちなみに、子育ての観点からも「具体的」というのは重要なキーワードです。
例えば絵を描いたときに、単に「すごい!」「上手だね!」よりも、
「この色が素敵だね、よく見て描けているね」と具体的に伝えた方が、
「次はもっとよく見て描いてみよう」と、さらに挑戦する気持ちになれるのだそうです。
仕事でも上司から具体的なフィードバックがあった方が、見てもらえていると感じてモチベーションも上がりますよね。
あとはアンガーマネジメントなんかもそうですよね。
常に試されていますね。
ただ、自分自身に余裕があれば、そもそも怒ることなんてないんですけどね…
特に朝の時間は余裕がなくて、ついつい
「時間ないから今はダメ!遅れちゃうから早くお着替えして!行くよーー!!」
なんて言ってしまいます。
というか、これが普通かと思います。
ちなみに正解はたぶんこんな感じです。
「うんうん、それで遊びたいんだよね。ママもそれ好きだな。(共感)
帰ったらたくさん遊ぼうね!(肯定)
ママはお着替えしてくれたら嬉しいな。(Iメッセージ)
どっちのお洋服がいい?(選択権を与える)
自分で着替えられたね。(状況をそのまま言葉にする)
手を通すところも上手くできるようになったね。(具体的に褒める)
よし、運転手さんになって出発進行♪(方法を工夫する)」
疲れているとなかなか難しい(というか全然無理)ですが、一歩ずつですね。
子育て中のリスキリングって、こういうところにもあるんじゃないのかなと思いました。