初めまして。リーガル・フェイスの宮堀と申します。
このブログでは初登場となります。
先日の土曜日の夕方、懐かしい海外ドラマ「刑事コロンボ」がBSで放映されていました!
海外ドラマ大好きな私にとって、おすすめNo.1のドラマです。(ブルーレイも持っています)
ご存知ない方のために端的にご紹介させていただきますと、
最初に完全犯罪を企む犯人の周到な犯行を視聴者に見せた後、一見して隙のない犯人が見落としたほんの僅かな手がかりを元にコロンボ刑事が犯行を突き止める物語となっています。
推理小説界では「倒叙式」と呼ばれる手法で、日本でもコロンボのオマージュ作品として古畑任三郎がありますね。(古畑任三郎も大好きです!)
犯人は資産家、政治家、大物俳優、会計士、法律家等の大金持ちで
服装や住んでいる家も豪勢な方達ばかりです。
それとは対照的に髪型はボサボサ、ヨレヨレのレインコートを着て、葉巻を吸いながら犯人と対決するコロンボの姿は見ていてとても面白いです。犯人たちも最初は蔑んだ態度でコロンボと対峙しますが、やがてこの刑事できるなと畏敬の念を持って接しているのがわかります。
倒叙式なため、犯人目線でこのドラマを見ることができるのも楽しみの一種です。コロンボはとにかく怪しいと思ったら何度でも何度でも犯人のところに赴き、徹底的に調べ上げます。
話が終わってその場を立ち去ろうとするときでさえ、やはり「すいません、もう一つだけ・・」と簡単には引き下がりません。
さらに「刑事コロンボ」はただ面白いだけではありません。一人の人間として学ぶべきことがたくさんあります。
それは話術です。
相手の警戒心を解いてリラックスさせてから、淡々と話し込む。簡単にできるようで意外とできません。コロンボはあえて、最初は事件と関係ない話をして相手の警戒心を解いてから本題に入っていきます。
私は仕事上、区役所や金融機関へ行くことが多いのですが
よく相手の緊張を解くために他愛もない世間話をしてから本題に入るよう心がけています。
本日ご紹介した「刑事コロンボ」は、ロングセラーのため何度も何度も再放送しているので是非皆さんも観てみてください!!
ちなみに私のおすすめ回は「2枚のドガの絵」です。
宮堀