皆さま、太陽の塔の中に入れることはご存じでしょうか?
「入るどころかよく知らない」という方も多いと思うので、大阪生まれ大阪育ち大阪万博(EXPO’70)ファンの土地家屋調査士法人大阪支店の山田が、太陽の塔の魅力を説明させていただきます!ちなみに全くリアルタイム世代ではなく、ただ単に好きなだけです。
※実際の写真を使用して魅力をお伝えしたいのですが、掲載が難しいため簡略化したイラストを代用しております。
巨匠・岡本太郎の代表作である太陽の塔は、1970年開催の大阪万博のシンボル的存在の建造物で、今も万博記念公園内に現存しています。
外側の愛らしいビジュアルは有名ですが、実はこの塔は、内部にもたくさんの見どころがあります。
まず、塔の足下部分に入場口があり、そのまま地下フロアへと入って行くことができます。すると、復元された幻の「地底の太陽」が!
この第4の顔の復活に歓喜しつつ、内部へと進んでいきます。(太陽の塔の顔は計4つあります)
先に進むと、真っ赤にライトアップされた塔の胎内に突入。そこには多数の生物模型と共に、生命の進化の過程を表現した「生命の樹」という巨大オブジェがそびえ立っています。
この幻想的な光景は、芸術としても物凄いのですが、高度成長期の日本の混沌そのもののような感じがして、タイムスリップした気分になったりします。生命の樹の展示物の多くは修復されながらも現存していて、所々のちょっとした廃墟っぽさにもワクワクできます。中でも、当時の状態のまま残っている「首無しゴリラ」が有名なので、ぜひ探してみてください。
あと絶景ポイントとしてのイチオシが、塔の上層部で見られる「腕の内部」です。SF映画のような、とてつもない異空間になっているので、必見です!
塔の内部は2018年に一般公開されるまで、基本的に入れない場所だったのですが、今はチケットさえ買えば誰でも入れます。2025年の大阪・関西万博に向けて再び脚光を浴びることは間違いないので、今行くしかない!
ちなみに同公園内にある「EXPO’70パビリオン(旧:鉄鋼館)」も最高に面白いので、観光の際には併せてどうぞ!